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国際ジャーナル|風化させてはいけない事

8月6日「広島原爆の日」に、ある情報番組で特集が組まれていました。
被爆者の方の話、学生が「原爆のことを語り続ける事が私たちの使命である」
という誓い、平和に向けての誓い・・・。
もちろん、64回目となった式典の様子も放送されていました。

その中である男性が紹介されていました。その男性は子供の頃に被爆されたそうです。
そして、男性の親兄弟は今でいう「原爆ドーム」のそばで亡くなったそうです。
64年経った今でも、遺体は見つかっていないそうです。「原爆ドーム」のそばで「この辺りに
まだいるんです。」と重い表情で語っていました。
原爆の威力で溶けてしまった家の屋根の部分が今でも原爆ドームのそばに落ちているんだそうです。
「これが、おそらくうちの家の屋根です」と紹介してくれました。

その男性が以前、経験した事を話していました。それは、ある修学旅行生が5、6人くらいで
男性のそばに来て「写真を撮ってもらえませんか」とお願いにきたそうです。男性は快く
「いいですよ」とカメラを受け取り、シャッターを押そうとしました。場所は原爆ドームの前
だったそうです。「いきますよ~」と男性が修学旅行生に伝えました。すると、その修学旅行生は
笑顔でピースサインをして「イェ~イ」と言ったそうです。修学旅行生が立っていた後ろには
男性の親兄弟が亡くなった場所も映っていたそうです。

男性はこう言っていました。「決して、その修学旅行生たちには悪気はないはずなんです。ただ、
広島の原爆ドームが彼らにとってただの観光地としてしか見れなかったのかなと思ったんです。
彼らを見ると自分達が経験した原爆のことが風化されていっているんだなと強く感じました」
と悲しそうな顔をしていました。

原爆ドームが「ただの観光地」・・・。私は胸が痛くなりました。
実は、私が小学校5年の頃に広島に修学旅行へ行きました。原爆を経験された方の話を聞いたり、
資料館で原爆の惨さを勉強したり、「平和」について学んだ修学旅行だったと記憶しています。
もちろん、写真も撮りました。各個人でカメラを持っていくことは禁止されていたので、先生方
が撮ってくれました。先生が「じゃ、そこのグループ写真撮るよ~」と声を掛けてくれたのが
私たちがいた場所。そう、原爆ドームの前だったのです。
先生が「いくよ~。ハイ、チーズ」と声を掛けたとたん、私たちはピースサインをして、しかも
ポーズまでとっていたのです。その写真は、年月が過ぎた今でもあります。
私たちはもちろんのこと、先生も「戦争」を知らない世代の方です。

私は、男性が話していた修学旅行生と同じ事をしていたのです。「平和」について勉強をしていたのに
確かに「観光地」気分で写真を撮ってもらっていたように思います。
本当に恥ずかしい事をしました。今になってですが、「なんてことをしたんだろう」と思います。

原爆ドームは「観光地」ではありません。私は、今、強く思います。原爆の惨さ、二度と同じ事を
繰り返さないように語り続ける事を学ぶところなんです。そして、学んだ事を必ず忘れないように
しなければなりません。それが、私たちにできることではないでしょうか。

その男性が言った「風化されていっているのかな」という言葉ですが、絶対に風化させてはいけないんです。
世の中には風化させていいものもあるかもしれません。が、「原爆」「戦争」については絶対に
風化させてはいけないんです。


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